治りにくいイップスとは?

こちらの記事は2018年のブログ記事です。

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

珍しく2日連続ブログ更新です。

イップスについて昨年の治りにくいタイプのイップスの方を診たので続けてイップスの症例を。

 

お一人は大学野球をしているピッチャーで高校時代からずっとイップスで、悔しくて大学で治して投げたい!と言う強い気持ちを持っていました。

 

カウンセリングすると高校時代監督が投げ方を色々指導されて、投げ方がわからなくなってそれからずっと続いているとのこと。

 

その後独学で色々とイップスの治し方を研究し、少し投げられるようになったのだが、指が変な感じになる!という症状。

 

本人の中で意識的にコントロールをして投げない!事は実践していました!

 

治療後は良い感じでは投げられるのですが、指の違和感は消えませんでした。

 

カウンセリングをしながら顔を見ると目のチックがありました。

 

チック障害は本人の意思とは関係なく、突然、体が動いたり声が出たりすることが一定期間続く障害です。

通常、児童期から青年期にみられます。

自分で症状をコントロールすることは難しいものの、抑えられる場合もあります。

チックには、「運動性チック」と「音声チック」があり、さらに持続時間の長短などによって「単純型」と「複雑型」に分けられます。

その境界は明確には定義されていませんが、それぞれによくある症状は以下のとおりです。

 

  • 単純運動チック……まばたき、首を急速にふる運動、肩をすくめる、しかめ顔。
  • 単純音声チック……せきばらい、吠える、鼻をすする、シューという音を出す。
  • 複雑性運動チック……自分を叩いたり、飛んだり跳ねたりする。
  • 複雑性音声チック……特定の単語を繰り返すもの、時には社会的に受け入れられない(しばしばわいせつな)単語を使うもの(汚言)、自分の発した音や単語を繰り返すもの(同語反復)。

このほか、まれに運動チックと音声チックの両方が慢性的にみられる「トゥレット症候群」もあります。

 

現在チックは大脳基底核のドパミン神経系の発達障害が示唆されています。

 

この事を考えると、指先の違和感ももしかしたらこの影響があるのではないかと考えています。

 

普通の握りではなく、変な握り方でも良いから一番しっくりくる握り方を見つけるようにアドバイスしましたが、その後連絡がないのでどこまで改善したのか?不明です。

 

もう一人は中学2年生の内野手

 

治療後は普通に投げられるようになったのですが、どうしても細かい部分に意識がいき、囚われ感が強く、若干発達系(アスペルガータイプ)の問題があるタイプでした。

 

何度かLINEでやり取りして投げられるようになるのですが、忘れた頃にまた少しおかしくなるというパターンから抜けられません。

 

前回はインフルエンザ発症後に「ボールが力強く投げられない!」との事で相談がありました。

 

薬の影響だったのかインフルエンザの影響だったのか?わからないのですが微妙に身体の感覚が変わったためにおかしくなったのだと思われますが、おそらく普通の子ではそこまで影響は受けないハズですが感覚が敏感なのでおかしくなったのだと思います。

 

彼へのアドバイスは「先ずしっかり走り込んで身体を元の状態に戻したら普通に投げられるよ!」と伝えました。

その後連絡がないのでおそらく大丈夫だったと思われますが今後もフォローが必要だと思います。

 

過去を振り返るとテニスのイップスで治りにくいタイプがやはり指先の違和感で、その後線維筋痛症を発症。

 

このように治りにくいイップスの方は、心理面・技術面だけでなく脳の機能的問題等もあるように感じています。

以前習っていたニューロリハビリが役立ちます。

食事も大事です!

しかし普段はここまで指導することはありません。