小児鍼|むずむず脚症候群と夜尿症の小学4年生・女子の症例

こちらの記事は2017年のブログ記事です。

こんばんは。 広島市南区の整体 鍼灸 佐々木整骨鍼灸院です。

10月からずっと毎週末は研修会が入っており、10月1日から11月19日までの間に8回の研修で過去最高に続きました。。。(^^;)

ただこの間学んだ事は本当に役立つ内容ばかりで、今まで以上に施術の効果が実感できると思いますので是非体感してください~♪

今日はまたまた子供さんのむずむず脚症候群の施術例です。

不思議と続く時は続きます。

先月・今月と本当に子供さん(小学生)の来院が多いです。

今回は小学校4年生の子供さんで、今年の1月にインフルエンザにかかり40℃近くの熱が出た後から、脚のむずむずが始まり寝にくくなったそうです。

そしてずっと夜尿症があるのでついでに見て欲しいとの事。

子供のむずむず脚症候群

大きな病院へも行き診てもらい症状の改善がみられないので、来院されたとの事で、特に血液検査は問題が無く家族にもむずむず脚の症状を持つ方は居ないので遺伝的問題も無さそうです。

特に大きな問題はなさそうだったので、インフルエンザの影響があったのかもしれませんが、これもはっきりはわかりません。

こんな場合はやはり身体の診察が大事です!

夜尿症もあるのでその辺りを考慮しながらの身体の診察。

夜尿症

脚は当然緊張が強く問題がありそうでしたが足首と股関節が硬い。

そして首筋から頭の緊張も強く、何か精神的なストレスもありそうです。(お母さんはピンとこないみたいでしたが・・・)あとお母さんの発言が激しく(笑)過干渉の可能性もあります。

この事を伝えると苦笑いをされておりました。(笑)

 

で、毎度の事ですが先ずは毎日お母さんにやってもらいたい小児鍼のやり方を実際に施術しながら指導。

そうするとメッチャ気持ち良さそう~♪

そして、夜尿症があるので本当はお灸を使いたかったのですが、子供さんにはまだ刺激が強すぎそうだったので(昔は当たり前に普通に直接お灸をしていましたが、今は時代が違うし、自宅で簡単に出来る方が続けられるので)ドライヤーを使った刺激の仕方を伝えて先ずはお母さんへの指導は終了~

それからクラシカルオステオパシー的な整体術と頭への施術(頭蓋仙骨療法的ですが本格的ではありません。)をして終了。

あとは股関節と足首の柔軟性を高める体操等を本人に伝えました。

これでむずむず脚症候群と夜尿症が治るかどうかわかりませんが、身体の状態が変わるとメンタル面も余裕が出るので、症状が改善される可能性が高まります!

東洋医学的な考え方と生理学的な考え方を組み合わせると、症状に囚われる事無く施術を行なう事が出来、症状が自然と改善される事が多いです。

(器質的や先天的疾病に対しても効果的!とは決して言えませんが、その施術(刺激)が心地よいモノであれば、子供さんにとって身体と心が癒されます。(これは大人も同じです!)

どんな病気でも治すのは、薬や治療では無く自分自身(患者さん)が持つ治す力です!(いわゆる自然治癒力)

整体や鍼灸はその人の治す力を高める事と、治るために障害となる問題を取り除く事(身体の緊張や姿勢の問題、身体の歪みや気の巡り・血流・リンパの流れ・・・あと環境問題や食事・睡眠も大事です。)

自己責任の部分も当然あります。

あとはメンタル面でのフォローをすれば完璧です!

来院した次の日にお母さんからメールがあり、「院を出ていちばんに出た言葉は『あ~気持ち良かった~~!』でした。身体もストレスが溜まる事を感じました。

昨日の夜も首などに小児ばりして!っとせがまれました。」とのこと。

良かったです!